· 

1/29焼津港船凍カツオ販売結果&業務紹介

本日焼津港にて旋網漁獲船凍カツオの販売がございました。

結果は画像の通りです。

明日は一本釣り漁獲の船凍カツオの販売予定出てます。


続きましては当社の業務の紹介です。

画像は沖サワラのラウンド(加工されていない丸の魚、の意)。一般的な鰆とは別種です。焼津ではマグロ狙いの旋網船で混獲されたものが水揚げされます。

それを先日輸出用コンテナに積み込みました。コンテナに限らず、このようにある程度大型のサイズの魚(マグロ等)を積み込む時は、崩れないよう画像のように組んで積み込みます。手作業です。これがなかなか難しい。

そしてこのように大型の冷凍魚を扱う際に欠かせないのが手鉤(てかぎ)です。

特にマグロを扱うに当たっては必需品。

 

形状は←の通り。

 

柄の長さにより種類が分かれており、短いものがクジラカギ、長いものがマグロカギと呼ばれます。

 

マグロに限らず鮮魚の荷扱いにも用いられます。

荷捌きの際の必需品です。

右画像の通り、先端は鋭い鉤状になっています。左画像のような感じで手にもって、手首のスナップを効かせて先端を魚に突き刺します。上手くいけば超低温で冷凍された魚にもきっちり刺さります。

狙うは主に魚の脳天ですが、そこは場合によりけり。一番多いのは脳天に刺して、尾の根元を持ち、勢いをつけて放り投げることです。

 

形が形なので、自分や他人の体に誤って刺したという事例が多いです。慣れるまでは特に注意が必要。