小川港水揚げ状況
台風による被害を避けるため中断されていた小川港定置網漁が今週から再開されました。
画像は漁船。小川港唯一の定置網の漁船です。
休市の日を除き基本的に毎日、各種の魚が水揚げされます。
定置網では基本的に種々様々な魚が混獲されます。数量がある程度まとまった場合はこのようにコンベアで水揚げされ、船員と市場の職員の皆さんが協力して選別します。
数量によってはかなりの時間を要することも…。
選別された魚は数量によってかごやタンクに入れてセリにかけられます。
同じ魚で数量がまとまっていればタンクで。そうでなければかごで。
基本的にはキロ単価で売られますがそうでないものもいます。具体的にはイカ。
小川港ではイカは尾数ごとにかごにまとめられ、一尾単価でセリにかけられます。つまり正確なキロ単価がわかりません。
鮮魚屋さん達にはそれがいいのでしょうが、当社のように凍結して加工屋さん相手に商売したい者からするとキロ単価がわからないのは非常に手出ししづらいです。
画像は上はサバ。下はイシナギです。
定置網でもサバはやはりマサバばかり。前回のブログでも書きましたが、ゴマサバはやはり少なそうです。
イシナギはかなり大型の魚で、画像のものは10kg以上あります。もっと大型のものがかかることも。
ミズカマスがようやく揚がり始めました。
が、小さい!
画像のものはそれでも大きい方ですが。
まだ時間がかかりそうです。
小型のブリ。
今日は400-800gあたりがメインでした。
本来であれば輸出向けで需要があるのですが、なにせ焼津では凍結が難しい…。困ったものです。
これらの他にも、サワラや太刀魚、活魚でカワハギなどが水揚げされていました。
これで小川港に活気が戻るといい感じです。