小川港定置網ブリ水揚げ
小川港定置網ブリ水揚げ
小川港の定置網にかかった超小型のブリ。最近まとまった水揚げが何度か続いています。
小川港では春先に大型で脂ののったブリが揚がるのですが、今回は超小型。
ブリといえば出世魚の代表でありますが、これはサイズ的にワカシ、ワカナゴに区分されるものです。
だいたい100-300gといったところでしょうか。
左のように、手のひらに収まってしまうレベル。
定置網にかかった小羽のイワシを狙ってきているのか…最近定置網で比較的まとまって獲れます。多いと5t程度。
ブリといえば一般的には切身が主な加工品になるわけですが、このサイズだと流石にその原料にはなりません。かといって養殖や漁船の餌になるわけでもなし。海外輸出にするには漁獲量が足りない。
従来、このサイズのブリは金沢方面で煮つけの材料に用いていたらしいのですが、その需要も減退気味。
そんなわけで、このワカナゴ達、向け先に困っている状況です。
何とかならないものか。