5/9小川港マグロ水揚げ・販売結果
先日は5/9、小川港にてキハダマグロの水揚げと販売がありました。
最近では小川港で生のマグロが水揚げされることは精々年1回程度。小川港に生のマグロが並ぶこと自体珍しい光景です。
珍しく生のマグロが水揚げされたとあって、小川港では普段目にしないマグロ取り扱い業者の姿も見られました。
水揚げ量は約5t、サイズは概ね30-40kgの大型です。
値段はk600-450円。少し鮮魚に向けられた後は凍結に回されました。
シイラ凍結の記事でも触れた、凍結用ラックです。
これにマグロを差して凍結室に入れて凍結するのですが。
気を付けなければならないのはラックの高さです。
今回のマグロのように身の厚さがあるものは、生の状態では問題なく入っても、凍結すると身が膨張して棚に挟まってしまう恐れがあります。
入れたはいいがラックから出せない。こうなると包丁で削ったり、ラックの板を外したりという作業を強いられることになります。
シイラのように身が薄ければ問題ないのですが。
右画像は今回水揚げされたマグロ。検品用にと捌かれたものです。きれいに処理されています。おいしそう。
今回水揚げされたマグロ、凍結されたものはおそらくネギトロ原料などに回されるものと思われます。
現状ではキハダマグロはじめとしたマグロ類の水揚げが全国的に不足しており、原料事情はひっ迫しています。ただ、水揚げが少しずつ見えているという話もあり、今後の水揚げに期待されます。
ちなみにこの日は旋網漁獲のサバの水揚げもありました。
ゴマサバ主体で約130t。餌食いが大量。
数量的にメインの口でk80円ほどでした。