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6/4焼津港船凍カツオ情報

6/3,4焼津港船凍カツオ販売結果と生鮮カツオ情報

昨日今日と焼津港にて遠洋漁獲船凍カツオの販売がございました。

上段左は6/4の旋網漁獲船凍カツオ、右は南方海域一本釣り漁獲カツオの販売結果です。

旋網漁獲のカツオはだいぶ浜値が高くなっています。これは遠洋の漁模様がよくないという情報に影響されていると思われます。荷が無いわけではないのでしょうが…。

一本釣り漁獲についてはまだまだこれから。今後に期待です。

こちらは焼津港の陸送売場(鮮魚を販売する売場)に水揚げされたカツオ。数量は約4t程度。

サイズでいうと概ね2.5上という感じでしたが、こちらはk150円で船主止めとなりました。つまりk150円より安くは売らないということですが。

 

そして、現在千葉県や三陸で水揚げされている生のカツオもサイズは2kg前後で浜値だいたいk130円までという感じです。

そうすると凍結してk150円あたり。焼津の業者が手を付けるとなるとコストがk170円近くなります。

冷凍ものの感覚で言うと、割高感は否めません。

水揚げ場所やその時々にもよりますが、全体として今年のカツオは脂がのっており、本当においしい。刺身にすると絶品。

個人的なおすすめは刺身用にしたものを生姜醤油に一晩漬け込み、それをご飯に載せてお茶づけにしたもの。

これが最高です。

 

他方で、脂がのっているということは鰹節には向かないということ。それもあって、遠洋漁獲の船凍ものに需要が集中しているのかもしれません。それが生のカツオの相場に影響を及ぼしている可能性も。

6/3焼津港ビンチョウマグロ販売結果

 

こちらは焼津港にて販売された一本釣り漁獲ビンチョウマグロ販売結果。

サイズにより、k300~k360ということですが、やはりこちらも割高という感じです。

 

ただ、一本釣り漁獲のビンチョウマグロについては色合いの関係でツナ缶詰には使えないのでこれでも大人しい方か。

今年は、生で水揚げされたビンチョウマグロの量も時期から考えれば少ない感じです。

いずれにしてもビンチョウマグロは今のところ不足感ありです。

 

ビンチョウに限らず、今年はマグロが全体として不足気味。

ビンチョウの漁のも期待したいところです。