2/6焼津港船凍カツオ販売結果
久しぶりの焼津港水揚げ結果のお知らせ。このカテゴリーでブログの記事を書くのはいつ以来だったか…。
それはともかく先日の船凍カツオ販売結果です。左が旋網、右が一本釣り。旋網の画像の形がおかしいのはお気になさらず。
一本釣りの方は昨年からこんな感じの相場ですが、旋網は今回値上がりしました。直近と比較してもk10円くらい、年明けから比べるとk30~40円ほどの値上がりです。やはり原料不足が原因なのでしょうか?
これから始まる近海のカツオ漁もやはり不漁の予測となっています。それを見越したというところもあるかもしれません。
小川港とサバ関連
現状小川港では変わらず定置網と棒受網が操業していますが、際立った水揚げはありません。
今後開始される旋網船のサバ、イワシ漁の水揚げに期待されるところですが、そのサバが今とんでもないことになっています。
通常は毎年11~12月から北部太平洋での操業が始まり、徐々に漁場や水揚げが南下して最終的に静岡県沖まで来るのですが…。
とにかくサバが獲れない、獲れても小型。しめさばや缶詰に向ける原料が全く足りていません。加工業者の方々が悲鳴を上げています。
当社でも販売用に大型のサバを取り扱っていますが、それまでk400~500円だったものが今ではk700円近くに。しかもそこまで値段を出しても満足に揃えられるかはわからないという状況…。これではたまったものではありません。
今後サバを使った商品は値上がり間違いなし、生産終了ということもあるでしょう。ここ数年はサバの不漁が続いていましたが、ここまでくるとは…。
そういうわけですのでこの先の小川港でのサバの水揚げに期待です。が、この状況ではそもそも漁獲量がどうなるか先行きが見えないことに加え、従前小川のサバに着目してこなかった業者の参入がありそうな感じで、高値が予想されます。
ふたを開けるまで何とも言えませんが、とりあえずは小川港での水揚げに期待しています。
それにしてもサバは今後どうなってしまうのか…数自体が減っているのか、どこかにいて獲れないだけなのか。その原因は何なのか…。